【初学者向け】保育士一次試験の内容と対策を徹底解説!

各科目の膨大な量をみて、

一次試験の勉強方法に悩む方もいらっしゃるでしょう。

まずは第一関門である一次試験(筆記)突破に向けてどのように進めていくと良いか

作戦を考えていきましょう!

【保育士資格】試験日程を確認しよう!

令和4年の試験日程

後期試験

筆記試験:令和4年10月22日(土)、23日(日)
実技試験:令和4年12月11日(日)

令和5年の試験日程

前期試験

筆記試験:令和5年4月22日(土)、23日(日)
実技試験:令和5年7月2日(日)

※「受験申請の手引き」請求方法・受験申請期間などの詳細は、令和4年12月頃掲載されるようです。

後期試験

筆記試験:令和5年10月21日(土)、22日(日)
実技試験:令和5年12月10日(日)

【保育士資格】試験における各科目ごとの特徴を押さえよう!

保育士一次試験の科目は、全部で9科目あります。

7科目が100点満点です。

残り2科目(教育原理、社会的養護)はニコイチと呼ばれ、50点満点で、2科目同時に合格する必要があります。

難易度が高いと言われている科目

「社会福祉」、「社会的養護」、「子どもの家庭福祉」は難易度が高く、苦戦する方が多いといわれております。

これに共通することは福祉に関する科目で出題範囲が広いということです。

これらの科目は経験したこともなく聞き馴染みのない単語の羅列が続くため、頭に入りにくいのも特徴です。

特に時間をかけて学習すべき科目にあたります。過去問をたくさん解くようにしましょう

難易度が低い科目

難易度が低いとされる科目は「保育原理」、「保育の心理学」、「子どもの保健」、「子どもの食と栄養」です

子育てしている方にとっては実際に経験していることなので易しい科目になります。

子育てをしていなくても、子供の成長に興味があれば、なんとなくイメージが付くので難易度は低いと考えてよいでしょう。

これらの科目は自信をつけるためにも最初に始めることをお勧めします。

実体験ですが、私は「子どもの食と栄養」は離乳食など「一番わかる科目だから後回し!」と他の科目の勉強を優先して、

まともに勉強する時間がとれず、落としてしまいました。非常にもったいなかったです。

簡単な科目は最初に手をつけて、さらっとこなしてしまいましょう。

簡単な科目の中でも「保育原理」は全ての科目の基礎となる部分なので、一番最初に勉強することをお勧めします。

 

【保育士資格】インプットとアウトプットではアウトプットが大事。3:7を意識して。

勉強方法におけるインプットとアウトプットとは?

インプット(記憶する)よりもアウトプット(問題を解く)方に重きを置くことが大切です。

インプットとは

「入力する」という意味の言葉です。勉強の場合は必要な情報を理解して覚えることを指します。

  • 授業を聴く
  • 本やインターネットで情報を得る
  • 漢字、英単語、方程式を暗記する

アウトプットとは

「出力する」という意味です。置き換えると「中のものを外に出す」ということになります。

  • 覚えたた内容の問題を解く
  • 学習したことを伝える
  • 自分の言葉でノートにまとめる

アウトプットで共通していることは、自分の中にあるもの(記憶しているもの)を書き出したり、発することで外に出しています。

インプットとアウトプットの黄金比は3:7

脳科学にも詳しい精神科医の樺沢紫苑(かばさわ・しおん)先生の著書「学びを結果に変えるアウトプット大全」によると

インプットが3に対し、アウトプットは7の比率で勉強を行うのが効率的だそうです。

単純計算になりますが、参考書を3時間読んだら7時間は問題を解く時間にあてる勉強の仕方を意識してみてください。

保育士一次試験の対策まとめ

アウトプットを意識した勉強をしましょう!

科目ごとに取り組みやすさが異なります。自分だったらどの順番で学習を進めると一番効率よくなるのか、

戦略的に進めてみてくださいね。